シリーズ・東映アニメの派遣法違反・その③

東映アニメの「派遣切り」、ウソつき誰??

東映アニメに働くみなさん、おはようございます。

前回までのニュースでは、磯辺人事労政部長の労働法に対する無知と状況判断ミス、鈴木コンテンツ部長の非人道的な従業員管理などをお知らせしてきました。今回は、これらの事件の後ろで起こる、経営陣の保身とその場しのぎの対応を告発します。

 「派遣切り」における当時の磯辺部長の労働法・派遣法の認識不足は、すでに前のニュースで報告済みですが、それにしても、なぜ会社側の弁護士も「派遣法違反ではない」と判断してしまうのでしょうか? 本来弁護士資格を持っていれば、当然理解しなければいけないもので組合もそこまで弁護士が役に立たないとは思いません。

 それなのに「派遣法違反」が出たことは、会社側弁護士が、全体の状況を把握してなかったと言わざるを得ないのです。つまり、磯部部長は会社に有利な点しか弁護士に報告せず、組合との労使交渉をする上、で自分たちの弱点となるポイントを一緒に闘う仲間(弁護士)に教えていないということではないでしょうか。今回の派遣切りは、会社側弁護士に本当のこと(磯辺部長の判断ミス)を伝えていないことから起こっているとしか思えないのです

 本当のことを伝えないのは、磯辺部長だけではありません。鈴木部長は、4人の派遣労働者に「雇止め」を通達した時に「君達の契約を延長するように人事労政にお願いしたがダメだった」と言っています。しかし、今年の団体交渉の席上でこの発言を確認すると磯辺部長は「そんな話は聞いていない」と発言しました。鈴木部長がその場しのぎで派遣労働者にウソを言ったのか、磯辺部長が知らぬふりを通しているのか事実は闇の中です。

 久保田常務についても、この事件における責任は重大です。本来、磯辺部長の判断ミスとして早急に対処すれば問題は最小限で済んだことです。しかし、磯辺部長の「派遣切り」を久保田常務が「会社の方針」として団交で発言してしまいました。当時、磯辺部長も鈴木部長も「派遣の仕事ぶりについては問題ない」「期間が長い人から辞めてもらう」と発言していながら、今になって久保田常務は「遅刻が多く勤務態度に問題があった」と、言い出したのです。それならば、久保田常務自身が当時の派遣先(東映アニメ)の受入責任者として、是正するよう派遣労働者に伝える義務があったはずです。それなのに直接会話したのは、派遣切り後に行われた組合との団体交渉が初めてです。まさに後出しジャンケンで、ルールを破っているのはどちらなのか、改めて反省を求めるところです。

先月の春闘団交で、鈴木部長の「契約延長のお願い」と磯辺部長が「そんな話は聞いていない」の発言から、「誰がウソをついているのか?」と組合が問いかけました。高木社長は、「派遣の4人が口裏を合わせているのではないか?」と発言をしています。しかも、法律違反の是正勧告については、その場で磯辺部長から説明を受けるなど、社長に報告が上がっていないようです。組合は、残念に思いながら童話「裸の王様」の話をしました。

次回の「派遣切り」ニュースは、この事件で組合が取り組んだことと目指していることをお知らせします。


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